ふたりでうなずいた
ブラックコーヒー

文・写真・動画:松浦弥太郎

あの日あの時を思い出す、
コーヒーの味。

いしいコーヒーが飲みたいね。年老いた母がこう言いました。「うん、飲みたいね」と息子である僕は答えた。これまで何度もこんな会話が繰り返されました。その都度こうも思います。「おいしいコーヒーってどんなコーヒーなのだろう?」と。

あったかくて、ほのかに甘いコーヒー独特の香り。口に含むと広がる豊潤な苦味。のどをすっと通って、その後に感じるすっきり感。一口で飲んで、しばらく味わう、その後味と余韻。自然と溢れる、安堵というか力が抜けていく心地よさと、人を愛したくなるようなやさしい気持ち。

「おいしいね」「うん、おいしいね」と、言葉を交わす母と僕。

Grandx コーヒーメーカーのある食卓の写真Grandx コーヒーメーカーのある食卓の写真

一人で飲むコーヒーもおいしいけれど、コーヒーは二人で飲むのがいちばんおいしいと思う。

そして、おいしいコーヒーを淹れるには、頭を働かせるのではなく、たっぷりと心を働かせたいと思うのは、僕だけだろうか。今日はどんな豆を使おうか。豆をどう挽こうか。コーヒーカップはどれにしようか。どんな味にしようか。それらはなかなか言葉にすることができない、ちょっとした気遣いや親切、慈しむような心持ちとでも言おうか。

グランエックスのコーヒーメーカーは、そんな心持ちを助けてくれる、わが家の最高のパートナー。抽出温度を3段階、浸し時間を5段階で、15通りの設定が選べます。

こんなふうにコーヒーを淹れました。

  1. 豆は酸咊のあるモカを選びました。昔から家にある、古い手挽きのコーヒーミルで、ニ杯分の豆を挽きます。

    コーヒー豆を挽く写真

  2. コーヒーメーカーの本体フタを開けて、取り出したシリンダーに、コーヒー粉をニ杯分入れ、コーヒー粉の上面を平らにならします。Grandx コーヒーメーカーにコーヒー豆を入れる写真
  3. シリンダーを本体にセットし、本体フタをカチッと閉めます。
  4. 水タンクの240mlまで水を入れて、水タンクのフタを閉め、本体にセットし、あらかじめ熱い湯て温めておいたサーバーをトレイの上に置きます。
  5. 本体の差し込みフラグをコンセントに差し込み、電源を入れます。
  6. 量・湯温、浸し時間の選択をします。量は「240ml」、湯温は「95度」、浸し時間は「60秒」を選び、「スタート」を押します。
  7. コーヒーカップを熱い湯で温めておきます。昔から母は、こうやってサーバーやコーヒーカップを温めておくことを大切にしていました。ちなみに食事の際の器や皿もあたためておくことを忘れませんでした。

    Grandx コーヒーメーカーでコーヒーを淹れている写真

  8. やわらかいシャワーになった湯が、シリンダーに注がれていき、たまった湯でコーヒー粉をじんわりと浸します。そして、ヒーターで熱せられた蒸気のちからで、コーヒーをゆっくりと押し出していきます。
  9. ピーピーピーと鳴ったら、コーヒーの出来上がりです。サーバーからカップにコーヒーを注ぎます。
  • コーヒー豆を挽く写真
  • Grandx コーヒーメーカーにコーヒー豆を入れる写真
  • Grandx コーヒーメーカーでコーヒーを淹れている写真

さて、どんなふうに味わいましょうか。

コーヒーカップとお皿の写真コーヒーカップとお皿の写真

のお気に入りは、いつか父と旅したロンドンで手に入れた、小さくて白いカップ。僕は、デンマーク製の焼き物のカップを選びました。

「今日のコーヒーはどう?」と母に聞きました。

「うん、香りも良くて、おいしいわ。いつも通りの手で淹れた味がするわ。いつもありがとう」と、カップを両手で包み込むように持って、母は言いました。

僕と母はしばらく何も話さずに、静かにコーヒーを味わいました。コーヒーの香りがアロマになって部屋に広がって、気持ちが安らいでいくのがよくわかります。

カフェの写真

「コーヒーを飲むと、いろいろなことを思い出すわ。私もお父さんもコーヒーが大好きだったから、ふたりのあの日あの時が、ふわっと瞼に浮かぶのよ……」と、母はしみじみと言いました。

僕が「うん」とうなずくと、母も静かにうなずきました。

「おいしいね」「うん、おいしいね」と、もう一度、母と僕は言葉を交わしたのでした。

カフェの写真カフェの写真
Grandx コーヒーメーカーのあるテーブルの写真

わが家のグランエックスその後
-コーヒーメーカー篇-

ミルクを入れたコーヒーの写真 ミルクを入れたコーヒーの写真

ミルクでアレンジしてみたら

手軽においしいコーヒーが淹れられるようになり、朝と午後に、ゆったりとコーヒーを味わうのが、いつしか休日の至福になりました。
コーヒーがおいしいと、コーヒー用のマグカップが欲しくなり、新たにいくつか揃えたのも最近のニュースです。
そういえば、あたためたミルクを泡立てて、濃いめに淹れたコーヒーに、たっぷり注いでみたら、とびきりおいしいカフェオレが出来ました。ブラックの時は90度で60秒、カフェオレは、しっかりとした味を出したくて、85度で90秒にしました。
母が喜んでくれたのは言うまでもありません。



コーヒーは人をやさしい気持ちにしてくれる。

親切でていねいな、
手の味がいちばんおいしい。

グランエックスの
コーヒーメーカーのきほんです。

タイガー魔法瓶 Grandxシリーズ コーヒーメーカー(型番:ACQ-X020)タイガー魔法瓶 Grandxシリーズ コーヒーメーカー(型番:ACQ-X020)
タイガー魔法瓶 Grandxシリーズ コーヒーメーカー(型番:ACQ-X020)タイガー魔法瓶 Grandxシリーズ コーヒーメーカー(型番:ACQ-X020)

この記事内の写真・動画は「撮影用の製品」を使用しております。実際にご購入される製品には、本体フタ部分に注意表記のシールが添付されます。