湯気が上がれば歓声も上がる 1焼売

団らん健康レシピ

料理家 近藤幸子さん

暑い夏も、もう終わり。
食欲が落ちてはいませんか?
身体が疲れていませんか?
そんな時こそ、おいしいご飯を食べて元気にすごしたいもの。
「団らん健康レシピ」では、身体に優しく、パワーを与えてくれて、
子供から大人まで家族みんなで楽しめる料理を紹介します。

メニューを考えてくれたのは、料理家の近藤幸子さん。
二児の母であり、料理家として働きながらテキパキ段取りよく
家事をこなしています。
いつも家族の健康のことを考えているだけあり、メニューは栄養満点。
さらに、忙しい毎日でも肩肘張らずに作れる手軽なレシピを教えてくれます。

1回目は焼売。
「餃子と比べると、きれいに包まなくてもいいですし、蒸すだけなので意外と簡単なんです。今回は、玉ねぎとしいたけだけのシンプルなたねですが、どちらもうまみの出る食材で、お肉の味を引き立ててくれます。ただ、玉ねぎは水が出やすいので、しっかり絞ること。片栗粉を入れて水分を吸収させることがポイントです。子供は大好きな味ですし、大人は辛子を添えてもいいですね。家族みんなで包むのも楽しいと思います」

火が通ったかな、焼き色がついたかな、といった心配がいらないメニューなのです。蒸している間に、汁物や副菜をつくる余裕もあるでしょう。なにより、蒸しあがって蓋を取る瞬間のワクワクした気持ちは、食卓を盛り上げてくれるはず。お弁当にもおすすめです。
下段には、かぼちゃやレンコンなどを入れて一緒に蒸しました。ぜひ、お好みの野菜と一緒に楽しんで下さい。

[焼売]

4人分(20個分)
焼売の皮
20枚
〈たね〉
豚ひき肉
200g
玉ねぎ
1/2個 (100g)
干ししいたけ
2枚 (4g)
片栗粉
大さじ2 (18g)
しょうが
1/2片 (8g)
砂糖
小さじ1/3 (1g)
醤油
大さじ1/2 (9g)
ゴマ油
大さじ1/2 (6g)
オイスターソース
大さじ1/2 (9g)
小さじ1/4 (1.5g)

[作り方]

干ししいたけはぬるま湯で戻しておきます。玉ねぎ、干ししいたけは細かいみじん切りにします。さらしの布巾で包み、水けをきつく絞ります。ボウルに入れ、片栗粉をよくまぶします。

水けがあると、皮が剥がれやすくなるので、しっかり切ります。

しょうがはみじん切りにします。ボウルに豚ひき肉としょうが、すべての調味料を入れ、粘りが出るまでこねます。1のたまねぎと干ししいたけを加えてよく混ぜます。

粘り気が出るまで混ぜると、しっとりとした口当たりになります。

人さし指と親指で輪を作り、焼売の皮を1枚のせます。たねを1/20量とって中央にのせ、押し込むようにつめて、軽く握って形を整えます。

へらやスプーンでキュッと詰め込みます。薬指と小指で底を支えると安定します。

蒸し器のすのこにオーブンペーパーを敷き、間隔を開けて焼売を並べ入れ、10分蒸します。

ふんわり蒸しあがった後にくっつかないよう、隙間を開けましょう。

酢醤油や辛子を添えていただきます。

さあ召し上がれ!

<プロフィール>

近藤幸子
(こんどうさちこ)

料理研究家、管理栄養士。料理教室「おいしい週末」主宰。1976年、宮城県生まれ。雑誌や書籍などで活躍中。家族のために作る料理や等身大のライフスタイルが人気。近著に『がんばりすぎないごはん』(主婦と生活社)がある。

「おいしい週末」