子どもから大人まで大好きな味 3グラタン

団らん健康レシピ

料理家 近藤幸子さん

 寒さに身体がこわばっていませんか?年末の忙しさで疲れていませんか?そんな時こそ、おいしいご飯を食べて元気にすごしたいもの。「団らん健康レシピ」では、身体に優しく、パワーを与えてくれて、子供から大人まで家族みんなで楽しめるメニューを紹介します。

 料理家の近藤さんによる、体に優しく、家族みんなが喜ぶレシピ。第3回目は、マカロニグラタンです。バターで炒めた鶏肉とマッシュルームのうまみがたっぷりです。

「日に日に寒さが身にしみる季節になりましたね。そんな時にはマカロニグラタンの出番です。我が家でもよく登場する一品。子どもたちも喜んで食べてくれるんです。
 ポイントは、マカロニをパッケージの表示よりも短く茹でること。仕上がりがほどよい固さなって、しっかりとホワイトソースがからむんです。最後に散らすパルメザンチーズも大事。これが焦げ目を作って、なんとも香ばしいグラタンのできあがりです。」

 「ふだんのぱぱっと作るおかずよりも、ほんの少しだけ手間はかかりますが、オーブンから出した瞬間のチーズの焼けた香りや、アツアツをほおばった時の嬉しさを味わったら、やみつきになるはずです。ぜひ、作ってみてください。」

 今回は、具材を大きなフライパンで炒めておき、そこに小鍋で作ったホワイトソースを加えましたが、大きなフライパンがない場合は、逆にホワイトソースを大きな鍋で作り、そこにフライパンで炒めた具材を混ぜてもOKです。洗い物が少ないよう、お持ちの道具をうまく使ってみてください。
 鶏もも肉はビタミンB2が豊富で、代謝を高める効果があります。アツアツの食べ物は、身体を腸から温めてくれるので、免疫力もアップ。忙しい年末に向け、きちんと食べて体調をととえましょう。

[グラタン]

マカロニ
240g
(今回は茹で時間9分のものを使用)
鶏もも肉(大)
1枚 (皮をとり300-350g)
下味用の塩
小さじ1/2(2.5g)
マッシュルーム
1パック(150g)
玉ねぎ
1個(200g)
バター
10g
白ワイン
大さじ2(30g)
パルメザンチーズ
40g

<ホワイトソース>
牛乳
500ml
生クリーム(脂肪分30%のもの)
100ml
バター
30g
薄力粉
45g
小さじ3/4

[作り方]

鶏もも肉は皮と余分な脂を取り除いて2cm角に切り、塩をふって手でよくもみ、10分ほどおく。玉ねぎは2cm角に切る。マッシュルームは4等分に切る。

フライパンを熱してバターを入れて溶かし、玉ねぎを炒める。しんなりしてきたら鶏肉を加え、肉の色が変わったらマッシュルームを加えて炒める。白ワインを加え、強火で水分を飛ばしながら炒める。

ホワイトソースを作る。鍋にバターを入れて中火で熱し、溶けたら薄力粉を加えて炒める。最初は団子状になるがていねいに混ぜながら炒めると、だんだんホロホロとした状態になる。

牛乳の1/3量を一気に加え、沸騰してとろみがつくまでよく混ぜる。残りの牛乳と生クリームを3回に分けて加え、その都度泡立て器で沸騰してなめらかになるまでよく混ぜる。塩を加えて味をととのえる。

別の鍋に湯2ℓを沸かして塩20g(分量外)を加え、マカロニをパッケージの表示時間より1分短くゆでる。ざるにあげてよく水気を切る。
1のフライパンにホワイトソースとマカロニを加えてよく混ぜる。

耐熱容器に移し、パルメザンチーズをすりおろして散らす。220℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く。

さあ召し上がれ!

料理:近藤幸子 写真・動画:枦木功 文:晴山香織

<プロフィール>

近藤幸子
(こんどうさちこ)

料理研究家、管理栄養士。料理教室「おいしい週末」主宰。1976年、宮城県生まれ。雑誌や書籍などで活躍中。家族のために作る料理や等身大のライフスタイルが人気。近著に『がんばりすぎないごはん』(主婦と生活社)がある。

「おいしい週末」

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