あゆみ食堂さんのパンの友 2かぼちゃとナッツと卵のサラダ

ごはんの友、パンの友

あゆみ食堂さん

「冬至に食べると病気知らず」と言われるかぼちゃ。実際、かぼちゃはとても栄養価の高い野菜で、昔から冬にかぼちゃを食べると風邪やしもやけなどにならないと言われていたそうです。

今は1年中手に入るようになりましたが、やっぱりかぼちゃを食べたくなるのは秋から冬にかけて。夏に収穫してしばらく寝かせたものは甘みが強く、とくべつにおいしいように感じます。

煮物やスープの具材などに使うのが定番のかぼちゃですが、近頃気に入って作っているのが「ポテサラ」ならぬ「カボサラ」。

ポテトサラダと同じ要領で作るマヨネーズを使ったサラダですが、じゃがいもより甘みがあって、かぼちゃ特有の滑らかな食感が心地よく、そのまま食べてもパンにのせて食べてもおいしい。

ただ、その食感の滑らかさゆえ、食べているうちにだんだんと飽きてしまうというか、全体がぼんやりしてくることも。

そこで最後まで楽しく、おいしく食べられるよう、刻んだカシューナッツを加えてリズム感を。マヨネーズと相性のいいハーブ、ディルをあしらって、味と香りにも変化をつけました。ディルが手に入らない場合は、刻んパセリを混ぜ込んで作ってもおいしく仕上がります。

今回はマヨネーズにサワークリームを加えることで軽く、爽やかな後味に。この時期ならではのかぼちゃの甘さを味わえるよう工夫してみました。

たくさん作ってサンドイッチの具にしたり、お弁当のおかずにしたり。よく冷やした白ワインのお供にも最高です。

[かぼちゃとナッツと卵のサラダ]

4人分

〈材料名〉
かぼちゃ
1/4個(350g)
2個(100g)
カシューナッツ(ローストしたもの)
50g
ディル※
5本程度(10g)
マヨネーズ
50g
サワークリーム
大さじ1(13g)
ひとつまみ(2g)
こしょう
少々

※ディルが無い場合はパセリでもおいしく仕上がります。

[作り方]

かぼちゃは種を取り、3センチ角くらいに切る。ディルは細かく刻み、カシューナッツは歯ごたえが残る程度に粗く刻む。

カシューナッツはローストされた市販のものを使うか、フライパンで軽く炒って香りを出しましょう。

蒸気の上がった蒸し器に1のかぼちゃを入れ、竹串がスッと入るくらいまでしっかりと蒸す。

皮は栄養たっぷり、潰せば気にならないのでぜひ皮つきで。蒸し器がないときは鍋にざるをかませて代用。

沸騰した湯に冷蔵庫から出したての冷たい卵を静かに入れる。10分ほど茹でてから冷水に取り、皮をむく。

熱湯に冷たい卵を入れると割れやすいので、おたまに乗せて、静かにそっと入れましょう。

2のかぼちゃをボウルに入れてマッシュする。粗熱がとれたら3のゆで卵を加え潰す。

かぼちゃの滑らかな食感を出したいのでマッシュはしっかりめに。卵はやや食感が残る程度に潰します。

4に刻んだディルとカシューナッツ、サワークリームとマヨネーズも加えて混ぜ合わせ、全体が混ざったら塩・こしょうで味を整える。
(パセリの場合は、ここで刻んだパセリを一緒に混ぜ合わせてください)

マヨネーズとサワークリームが全体になじむまで混ぜます。そのままでも、冷やしてもおいしいですよ。

かぼちゃとナッツと卵のサラダ

料理:あゆみ食堂 撮影:野川かさね 文:小林百合子

<プロフィール>

あゆみ食堂

あゆみ食堂
(あゆみしょくどう)

出張料理 “あゆみ食堂” として、様々なイベント、展示会などでケータリングを行う。料理を食べる人、食べる環境、コンセプトに合わせて作る“オーダーメイドレシピ”も多く手がける。著書に『あゆみ食堂のお弁当 23人の手紙からうまれたレシピ』(文化出版局)。

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